先の中間発表では、ある先生から「態度が悪い」と指摘されました。
僕は、その言葉を聞いて、発表する時の言葉使いや姿勢が悪かったのではないかと憶測し、 きっと緊張していたからそのようになってしまったのではないか、と考えていました。 しかし、そのような指摘を受けた原因は、 発表時の言葉使いや姿勢よりもむしろ資料用として配布したレジュメの表現にあったようです。 自分の論文の意義を強調しようとするあまりレジュメが誇張された表現となった上、 既往(従来)の蓄積に反旗をひるがえすような表現にもなってしまい、 関連テーマを専門とする先生方の反感を買ってしまったようです。 もちろん、既往(従来)が重要である事は重々承知していたつもりで、 そのことをレジュメの中でも表現しようとしていたつもりでもありましたが、 「言葉」の微妙な表現の違いによって、 既往(従来)の蓄積に反旗をひるがえしていると受け取られた可能性があります。 特に微妙な問題がテーマであるため、言葉を慎重に選ぶことが必要でした。 言葉の綾とは怖いものです。そして、正確な表現とは難しいものです。 #
by thesis98ra
| 2007-01-25 12:31
第2回中間発表以降、PC壊れる等いろいろあり、いまいち調子が上がりません。
論文の方も、第2回中間発表以降、迷宮に入り込んでしまった感がありましたが、 昨日のゼミがきっかけで抜け道を発見できたような気がします。 ゴールがあるから、スタートがある。 スタートがあるから、ゴールがある。 原点に一度立ち戻る重要性を、認識しました。 #
by thesis98ra
| 2007-01-16 13:10
本日、修士論文の第2回中間発表会が行われました。
限られた時間の中での発表は、正直難しかったです。 研究の全てを説明するには、5分という時間は短すぎでした。 そのことがプレッシャーとなって余裕をなくし、 発表では、自分の悪い部分を全て曝け出してしまいました。 一方通行、説明する言葉の難解さ、説明する者としての態度の悪さという、 自分の悪しき傲慢さが出てしまい、 相手が理解しやすい「謙虚な」プレゼンテーションが出来ませんでした。 今後の糧となるので、このような「痛い」指摘をされて良かったと思います。 一般的に思考するということは、かくも難しいものです。 恐らく今回の発表の中で多くの先生方が一番問題視したのは、 経済的評価法の分析結果の妥当性だったと思われます。 それをわかりやすく示すことが、今後の課題となります。 また、プレゼンテーション全般を見直す必要もありそうです。 でも、中間発表会の後にある先生から 「使える論文だと思う」というお言葉を頂けたことは、非常に嬉しかったです。 これまでそのことを常に念頭に置いて取り組んできたから、本当に嬉しかったです。 苦悩してきた甲斐がありました。 #
by thesis98ra
| 2006-12-26 20:05
本日、東大の助手の方の研究室にお伺いし、
解析について理解できていないところについて相談してきました。 今回は、僕が解析した結果の中で理解できてないところに対するご教授と、 今後僕がしなければならない分析の方法についてのご指導を頂きました。 どうやら解析を行っても、結果がでてこない可能性もあったようで、 今回結果が出たことに非常に安心したご様子でした。 僕は、危ない橋を渡っていたようです。 何はともあれ、今後の作業の方法の理解ができ、また、その方針が立ったので、 後は自分の力で分析と考察を導くだけです。 今後の目標は、論文をさらに精密化し、その完成度を高めていくことです。 #
by thesis98ra
| 2006-11-21 17:27
東大の助手の方に、僕が集計を新たにし直して送った集計データを基にして、
スクリプト(統計ソフトの解析を行うための基本プログラム)を作って頂きました。 本日、僕がそれを基にして解析を行ったところ、あっけなく分析結果が出てしまいました。 解析の際には、 スクリプトを構成するオブジェクト(記号)を解読するための立式が難しかったのですが、 おかげさまで最も懸念していた統計結果の出し方がつかめたような気がします。 あまりにも簡単に結果が出てしまったため、これで良いのかという疑問も残りますが、 この結果の出し方を基礎にしていかに自分の論文のテーマに即した結果を導くか、 が当面の課題となりそうです。 #
by thesis98ra
| 2006-11-19 20:08
|
>>master's thesis ここでは,私の修士論文についてのメモを書き記しています. ≫ 私の日々の駄文は、こちらR_noteへ. ≫ ポートフォリオは、こちらR_note_worksへ. ≫ サッカーに関する記事は、こちらR _ note _ soccerへ. ≫ Links (お力添えを頂いた機関,研究室) 政策研究大学院大学 文化政策プログラム 東京大学大学院 農学生命科学研究科 農業・資源経済学専攻 農業経営学研究室 最新のトラックバック
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||